2012年11月25日
大阪の雛人形 とは
大阪の雛人形 については、はっきりしないところが、けっこうたくさんあるようです。
現在の雛人形はこれより少し大きいですが、当時のように1メートル以上もあるようなものはありませんね。お殿様・お姫様と三人官女をセットしたのは、三段の雛飾りです。木目込み人形、親王飾り、三段飾り・人形は、二人、五人、十五人。両者の地名を取って「かつうら」という名称がついているのです。もっと多くの人形で構成されている雛飾りでもてっぺんに鎮座しているのがこのペアです。雛人形にも流行は1〜2年ではわかりませんが10年では随分と違ってきます、特に三人官女はご購入をおすすめします。
あまりに有名なイベントなので、記念切手まで発行されています。十二単を着た元禄雛や大型の享保雛など、贅を尽くした雛人形が続々と作られ、しかも雛人形の後ろにある金屏風は純金の金箔張りという豪華なものまであったそうです。ひな祭りが3月3日で端午の節句は5月5日。ひな祭りに子供が楽しみにしているものはご馳走と、もうひとつは何と言ってもお菓子です。次は西日本編です。頭は頭専門の職人(頭師)が作ります、その頭を雛人形制作の最後に上から差し込みます、木目込み人形の場合は接着剤で固定しますが、衣裳着人形の場合は接着剤なしで差し込むだけですので簡単に取り外しできます。
雛人形を買う時期はいつ頃が多いでしょうか?雛人形は早くても立春(2月4日頃)過ぎから2月中旬に飾るものですので、逆算すると、1月のお正月明けから2月中頃が雛人形御買上の時期ということになります。女の子のいるご家庭ならほぼ確実にお祝いをするのがひな祭り。現在では結婚に対する価値観も多様になってきているので、これが戒めになっているかどうかは分かりません。それでは男の子のお祭りというと端午の節句です。厄や災難を川に人形が身代わりになってくれて川の流れとともに流してしまうという意味合いがあるようです。ひな人形が身にまとっている十二単は着付けをする段階から公開されるので、十二単に興味がある人にとっては大変有意義な趣向です。
雛人形はいつ頃から購入するのがよいでしょうか?早期販売と銘打って、11月〜12月あたりから販売開始されるものは前の時期の在庫を吐いてしまって、今期の新製品を仕入れるという場合がありますので、お正月明けから2月中旬あたりでの購入がよいでしょう。ひな祭りの定番であるちらし寿司に使われている食材だけを見ても縁起のいいもののオンパレードです。過去にさかのぼると、変わり雛を見ているだけでその年の世相が何となく見えてきます。ですが当時の幕府が打ち出した倹約の方針によりこのような豪勢なものが規制されるようになります。あれ?いつも見るひな人形は男雛が向かって左にあるような気がするけど?と思った方は居られましたか?これは非常に鋭い指摘です。実家からいくら援助していただけるかで、大体の予算が決まります。