2011年12月11日
大阪の雛人形 の情報収集結果
大阪の雛人形 のことがなんとなく心配になってきませんか?
端午の節句は祝日なのにひな祭りは祝日ではないというのは女性差別だ、という指摘がなされたことがありました。その中でも有名なのが鳥取市の流しびなです。そんな鴻巣市の名前を全国的に知らしめているのがここで行われる「鴻巣びっくりひな祭り」です。それは人間の災厄を人形が身代わりになってくれるというものです。普通は「お内裏様とおひな様 二人ならんですまし顔…」で始まる2番までしかないと思われています。事前に考えた雛人形を徹底して見ることで雛人形を見る目が養われます。
さてこのひな人形ですが、由来については別の項ですでにお話しましたが、今度はその中身についてお話したいと思います。それでは男の子のお祭りというと端午の節句です。天皇・皇后のうち身分の高いのは男性である天皇ということになりますから、男雛は向かって天皇から見た左側、つまり向かって右側に置かれることになります。嫁入り道具に雛人形を持参するようになると、この流れはさらにヒートアップし、その家の見栄も手伝って豪勢な雛人形が作られるようになります。イチゴを使ったケーキやババロアなどは子供が喜ぶものばかりですし、「桃の節句」なのですから桃を使ったお菓子というのもよく活用されているようです。筆者も近所の女の子の家でひな祭りパーティに呼ばれると、ご馳走とともにお菓子が楽しみだったのを覚えています。
十二単を着た元禄雛や大型の享保雛など、贅を尽くした雛人形が続々と作られ、しかも雛人形の後ろにある金屏風は純金の金箔張りという豪華なものまであったそうです。開催中は町のあらゆるところに「ビッグ」なひな壇が出現し、ものすごい数のひな人形が飾られます。白酒もほしいです。3つの色は、「一番上が紅色で“桃”、真ん中の白は“雪”、下の緑は“草”のことだよ」と話しすれば、子供に季節感が育まれますね。さらに豪華なひな人形になると仕丁の人形もあります。この歌は飾ってあるひな人形を眺めている人の目線ではなく、ひな人形の目線であるというもっともらしい意見もあります。
もともとひな人形というのは子供達がおままごとをするためのもので、初期の頃は非常に簡素なものでした。三月三日のひな祭りは、ちょうど桃の花が咲くころでもあり、お節句を祝うのにふさわしいことから、今では桃の節句という美しい名で親しまれています。これを川に流すと一年間無病息災であるという言い伝えがあります。最近は親王二人では寂しい、華やかさがない、かと言って七段十五人飾りは、場所も取るし、飾るのもしまうのも大変、というわけで三人官女をつけた五人飾りが人気です。女の子の無事な成長を祝う桃の節句のひな祭りは、大切な日本の伝統行事です。ひな祭りの定番であるちらし寿司に使われている食材だけを見ても縁起のいいもののオンパレードです。