春夏秋冬ALLライク日記

ディズニー雛人形 については、正直なところ、あまりよくわかっていないこともあるようです。

平安時代の上巳の節句で、災厄を引き受けてくれた紙人形が原型で、室町時代になると、豪華なお雛様を飾って宮中で盛大にお祝いをするようになったのです。親御さん方は可愛い孫のために大きな立派なものが好いというでしょうが、ご自分たちのライフスタイルなどを伝えて、あらかじめ予算を決めておくとよいでしょう。インターネットで調べるとひな祭り向けのレシピをたくさん見ることが出来ます。さて、当時から人形には単なる飾り物という意外に、もうひとつの意味がありました。海老は赤色が生命を表しており健康や長生きを象徴しています。この両者は性別の違い以外にも取り扱いの面で違うことがあります。

テレビＣＭも年明けからあたりが一番よく見ますね。暦上では立春から2月中旬が飾り始める時期として良いとされています。中には普通なら到底思いつかないようなものや、意外に簡単に出来るものなどがあり見ているだけでも結構面白いので、一度ご覧になってはいかがでしょうか。スポーツ界の話題をひな人形にした「ハンカチ王子雛」「イナバウアー雛」…もう2年前のことなんですね、早いものです。また、子供が喜ぶ要素は味や食材だけではありません。これだけ色々な文化が揃っているひな祭りというのは、いかに古くから人々に大切にされていたかが窺い知れます。

ひな人形は物によっては非常に高価なものもあります。ちらし寿司とくれば、その横に必ずあるのがお吸い物。三人官女は宮中に仕える女官を示しており、随身の人形は右大臣と左大臣を示しています。着物を着替えて今日は私も晴れ姿、というくだりがあるのですがこれはいったい誰なのかという話があります。桃の節句は、女の子の清らかな成長を願う大切な伝統行事として伝わってきたものです。平安時代に起原を持つ桃の節句ですが、初節句のひな祭りは、身のけがれを祓う災厄除けの行事です。

ひな祭りが3月3日で端午の節句は5月5日。縁起の良い食材を使いたいときは、はまぐり（女の子の美徳と貞節を意味する）、よもぎ（薬用効果があり、菱餅の緑に使われています）、えび（えびの赤は生命を表します）、はす（見通しのいい人生）、豆　（健康でまめに働ける）などがあり、定番には「鯛」もあります。人形の産地ということはひな人形の生産も盛んです。お菓子についても料理と同じように最近では色々とアレンジを利かせた面白いメニューがあります。これの文化がひな人形にも表れ、現在では向かって左側に男雛が座っているのです。ひな人形の横にも飾ってあるのでほとんどの方がご覧になったことがあると思います。