2010年02月24日
陶器の雛人形 の紹介記事
陶器の雛人形と聞いたら皆さんなにを連想しますか?
5月5日は「こどもの日」という祝日です。雛人形はいつ頃から販売されているでしょうか?雛人形は大体、立春(2月4日ごろ)あたりから2月の中旬ごろあたりから飾り始める方が多いので、お正月明けから2月中旬あたりが販売の期間となっています。特にこどもの日は子供のための祝日ですから、子供が色々な活動をするのに適している時期を選んだというのもあるのでしょう。最もシンプルなひな人形でもこのペアは必ず存在します。動物の形にかたどった盛り付けがその代表例で、最近では100円ショップでも面白いものが売られていますから、そういったものを活用してひな祭りパーティに遊び心を加えたいですね。芥子雛(けしびな)と言うこの小さな雛人形は数センチほどの大きさでありながら実に精巧に作られています。
飾る前日に桃酒やひし餅などの飾り物お供えします。事前に考えた雛人形を徹底して見ることで雛人形を見る目が養われます。京都に雛人形作りの名人が数家でたということです。ひな祭りは、高貴な生まれの女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとしての「桃の節句」が、庶民の間にも定着して行ったお祝いです。ちなみに、2003年に阪神タイガースが18年ぶりに優勝した時には阪神タイガース優勝というものがもちろんありました。ですので親王飾りの平飾り台は、あってもなくてもいいようです。
現在の雛人形はこれより少し大きいですが、当時のように1メートル以上もあるようなものはありませんね。一口メモ・「この雛人形は正絹ですか」というご質問が多いように、正絹にこだわる方が多いですが、絹といってもピンからキリまでなので、安ものの絹よりも良い化繊の生地の方が見栄えがよかったりします。海老は赤色が生命を表しており健康や長生きを象徴しています。もしこどもの日がひな祭りの日だったとしたら、現在のようなゴールデンウィークは無かったわけですから、今さら変えると言われても困る人のほうが多いのではないでしょうか。ひな人形は、愛娘を病気や怪我、災いから守ってくれる「お守り」の意味、つまり、災いの身代わりになってくれるものなので、本来は次女、三女が生まれた場合、その子のためにまた新しく用意してあげるのが正しいしきたりです。つまり三五より十番、十番より九番のほうが大きいのです、気をつけることは、十番は高さ何センチという基準でなく、A人形職人の十番とB職人の小十番が同じだったりします。
変わり雛というのはこのような意味があるのですが、ここでお話したいのはこの変わり雛ではありません。桃の節句の起原は、平安時代に遡ります。男性である筆者もそうですが、当の女性ですらそんなことに気づかない人がほとんどですから、どんなことにでも文句を言おうと思えば言えるものです。なお、このビッグひな祭りは同じ勝浦という地名を持つ徳島県勝浦町と千葉県勝浦市で行われます。さて、当時から人形には単なる飾り物という意外に、もうひとつの意味がありました。祝日というのは国家がお祝いをするために国民を休日にしようとするものです。