2012年08月12日 21:01
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女の子のいるご家庭ならほぼ確実にお祝いをするのがひな祭り。そのため、武家など身分の高い家ほど人形を飾るという風習にこだわりがあったそうです。この菱餅にはまたもや縁起を担ぐ意味が隠されています。菱餅の3つの色は、「一番上が紅色で“桃”、真ん中の白は“雪”、下の緑は“草”のことだよ」と説明も加えると、子供に季節感を植えつけられますね。鯛や、はまぐりのお吸い物とちらし寿司などのお祝いの膳を用意し、家族で健やかな成長を祝ってあげましょう。人形の産地ということはひな人形の生産も盛んです。
いつしかこれが「ひいな遊び(おままごと遊び)」と合流して「ひな祭り」が生まれました。平安時代の上巳の節句で、災厄を引き受けてくれた紙人形が原型で、室町時代になると、豪華なお雛様を飾って宮中で盛大にお祝いをするようになったのです。平安時代の上巳の節句に、草木や紙で作り、自分の厄を祓いとした流し雛が原型ですが、時代とともに発展し、七段飾り十五人揃えセットは雛飾りセットの定番です。初節句は、赤ちゃんの無事な成長を祝い、今後の健やかな成長と厄除けを願う行事です。江戸時代に入って、きちんと台を付けたり段を組んだりして、立派な飾り付けをするようになり、豪華な衣装の座り雛が登場してきます。実のところ、筆者もこの文章を書くまで深く考えたことはありませんでした。
家のスペースをあらかじめ計ってみることも大切です。桃花酒という名称がつけられたのは室町時代にまでさかのぼります。芥子雛(けしびな)と言うこの小さな雛人形は数センチほどの大きさでありながら実に精巧に作られています。この行事が、後に、自分の災厄を代わりに引き受けさせた紙人形を川に流す「流し雛」へと発展してゆきました。ということだそうです。平安時代に起原を持つ桃の節句ですが、初節句のひな祭りは、身のけがれを祓う災厄除けの行事です。
ガラスケースに入ったコンパクトな雛飾りセットは、親王飾りから十五人揃えまで様々な種類があります。ひな祭りではなくひいな祭りです。元々は徳島県勝浦町で始まったこのイベント、長い石段に赤じゅうたんが敷かれてそこにひな人形がずらっと並びます。子供と一緒に、ばら寿司や桜餅を作るのは楽しい思い出になるでしょうね。定番のひな寿司と和菓子。ちらし寿司、吸い物、菱餅、雛あられ…筆者が思いつくのはこんなところです。