大阪の雛人形 って?

ryu021

2011年06月19日 22:09

ほんのしばらくの時間、大阪の雛人形 の話題に、どうかお付き合いください。

一口メモ・屏風次第で、雛人形は良くも悪くも見えます、最近は絵入りで色付のものが多く、雛人形との組み合わせ次第で売れ行きが随分と違います。ガラスケースに入ったコンパクトな雛飾りセットは、親王飾りから十五人揃えまで様々な種類があります。単なるお祭りではなく、お七夜やお宮参りと同じく、女の赤ちゃんのすこやかな成長を願う行事で、お雛さまは、赤ちゃんに降りかかろうとする災厄を、代わりに引き受けてくれる災厄除けの守り神のようなものです。桃の節句のひな祭り。3番については右大臣の顔が赤いので、ひな祭りの定番である白酒を飲んだのかなという微笑ましい歌詞となっています。そのことには特に疑問はないのですが、先ほどのお姉様との兼ね合いで、このお姉様が誰なのかということによってこの「本人」の位置づけが変わってくる、というのです。

一口メモ・雛人形の大きさ・・小さい順に、柳、芥子、三五、十番、九番、八番、七番といいます。ひな人形は、愛娘を病気や怪我、災いから守ってくれる「お守り」の意味、つまり、災いの身代わりになってくれるものなので、本来は次女、三女が生まれた場合、その子のためにまた新しく用意してあげるのが正しいしきたりです。夫婦びな、三人官女、五人囃子、左大臣・右大臣、仕丁と橘と桜、お道具、乗り物と揃った7段飾りが立派ですが、各家庭の事情に合わせて、三段飾りや親王だけでも良く、ガラスセットも良いですね。桃の節句の初節句には、お雛様を飾り、お祝いの膳を用意しましょう。天皇・皇后が一番上に居るということは、その下に居る人たちはその家来たちです。桜の花のピンク色が女の子のイメージとぴったりなので、それを出された女の子本人が喜んでいたのが印象的でした。

ひな祭りは、高貴な生まれの女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとしての「桃の節句」が、庶民の間にも定着して行ったお祝いです。お餅はすぐに固くなってしまいますが、あられにすると長持ちします。一番高いところに座っているので、一番身分の高い人に見えますが…。雛人形を飾る場所をまず決めましょう。筆者は大阪在住なので日常的に京都との関わりもあります。平安時代に起原を持ち、高貴な生まれの女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとしての「桃の節句」が、庶民の間にも定着して行ったお祝いです。

地域の活性化イベントとしては面白い企画だと思います。天皇・皇后のうち身分の高いのは男性である天皇ということになりますから、男雛は向かって天皇から見た左側、つまり向かって右側に置かれることになります。女の子の無事な成長を祝う大切な日本の伝統行事です。おいしい手作り料理でお祝いしてあげたいものですね。女の子の無事な成長を祝う桃の節句のひな祭りは、大切な日本の伝統行事です。この行事が、後に、自分の災厄を代わりに引き受けさせた紙人形を川に流す「流し雛」へと発展してゆきました。


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