陶器の雛人形 に関して

ryu021

2013年07月14日 20:05

陶器の雛人形 については、はっきりしないところが、けっこうたくさんあるようです。

桃の木には邪気を祓う力があるとされており、この時期に咲く花であることからひな祭りに飾られるようになりました。ちらし寿司、吸い物、菱餅、雛あられ…筆者が思いつくのはこんなところです。もしこどもの日がひな祭りの日だったとしたら、現在のようなゴールデンウィークは無かったわけですから、今さら変えると言われても困る人のほうが多いのではないでしょうか。ですので親王飾りの平飾り台は、あってもなくてもいいようです。この両者は性別の違い以外にも取り扱いの面で違うことがあります。もっとも最近では料理の幅が広がっているので、これらの伝統を踏まえつつより美味しい創作料理がたくさん生み出されています。

筆者は大阪在住なので日常的に京都との関わりもあります。まず、なぜこれらの食べ物がひな祭りの定番となっているのでしょうか。天皇・皇后が一番上に居るということは、その下に居る人たちはその家来たちです。ひな祭りの時期はもう春が目前に迫っている時期なので、桜餅などもひな祭りのお菓子として出されることが多いですね。ですが女の子が大きくなって自分のひな人形を嫁入りに持って行くと不幸になる、という言い伝えがあります。この歌は古くからある歌にアレンジを加えて現在の童謡になったという経緯があります。

桃花酒という名称がつけられたのは室町時代にまでさかのぼります。雛人形を飾って、友達を呼んでひな祭りパーティをして…どこにでもある光景ですね。ここには京都人の気質がよく表れています。この行事が、後に、自分の災厄を代わりに引き受けさせた紙人形を川に流す「流し雛」へと発展してゆきました。これが時代とともに発展し、桃の節句として伝統行事になりました。この時代に桃花酒を3月3日に飲む風習があったので、たまたまそれがひな祭りと一緒になったのが始まりです。

雛人形は立春2月4日頃から2月中旬までに飾ります。あれ?いつも見るひな人形は男雛が向かって左にあるような気がするけど?と思った方は居られましたか?これは非常に鋭い指摘です。問題は次の4番で、ここでまた解釈が分かれる部分があります。未成年者の飲酒は禁止されていますが、この時ばかりはお目こぼしというのもひな祭りの面白いところです。奈良〜平安時代に日本の貴族階級に取り入れられたのが、日本での桃の節句のスタートといわれます。頭は頭専門の職人(頭師)が作ります。


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