2013年01月20日 19:56
陶器の雛人形 に関して、最近、ますます興味深くなり、ちまたの人々の関心を集めています。
着物を着替えて今日は私も晴れ姿、というくだりがあるのですがこれはいったい誰なのかという話があります。これについえては具体的な言い分について割愛しますが、その言い分全てを読むと確かにごもっともだと納得させられてしまいました。その法律によると、こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」。この歌は飾ってあるひな人形を眺めている人の目線ではなく、ひな人形の目線であるというもっともらしい意見もあります。変わり雛というのはこのような意味があるのですが、ここでお話したいのはこの変わり雛ではありません。ひな祭りとなると、もうひとつのお楽しみは何といってもご馳走です。
一番高いところに座っているので、一番身分の高い人に見えますが…。ちらし寿司の中に果物を入れたものなど、デザート感覚で食べられるちらし寿司なんていうものもあります。平安時代の貴族の子供たちが遊びの一環で「雛あそび」という名称の遊びをしていたことが記録に残っているそうです。このお姉様というのは「お嫁にいらした姉様」となっているので、この歌を歌っている本人には兄がいて、その兄のもとに嫁いで来た義理の姉が三人官女に似ているという説と、実の姉がどこかの家にお嫁に行ったということを歌っているという説。端午の節句は祝日なのにひな祭りは祝日ではないというのは女性差別だ、という指摘がなされたことがありました。東日本のところでお話しましたように、ビッグひな祭りというイベントが千葉県の勝浦市と徳島県の勝浦町にあります。
ですので親王飾りの平飾り台は、あってもなくてもいいようです。ひな人形を飾って、素敵なパーティーを楽しみましょう。あれ?いつも見るひな人形は男雛が向かって左にあるような気がするけど?と思った方は居られましたか?これは非常に鋭い指摘です。縁起の良い食材を使いたいときは、はまぐり(女の子の美徳と貞節を意味する)、よもぎ(薬用効果があり、菱餅の緑に使われています)、えび(えびの赤は生命を表します)、はす(見通しのいい人生)、豆 (健康でまめに働ける)などがあり、定番には「鯛」もあります。ひな人形は、愛娘を病気や怪我、災いから守ってくれる「お守り」の意味、つまり、災いの身代わりになってくれるものなので、本来は次女、三女が生まれた場合、その子のためにまた新しく用意してあげるのが正しいしきたりです。一番の理由はこれらの食べ物の旬がちょうどこの時期にあたるということが挙げられます。
桃の節句のひな祭り。ここには京都人の気質がよく表れています。さて、当時から人形には単なる飾り物という意外に、もうひとつの意味がありました。ばら寿司や桜餅に菱餅そして白酒もほしいです。それは三色のお餅のうち、緑色のお餅を作るために使うヨモギです。白酒もほしいです。