2011年05月01日 23:05
最近、陶器の雛人形の検討されてる方が多くなってきているようです。陶器の雛人形に関することが注目されてきているのでしょうか。
言うまでもなく天皇家のお祝い事を変わり雛にしたものです。それぞれの呼び名は「お内裏さま」と「おひなさま」とか「男雛」「女雛」が一般的のようですが、節句人形業界内では、『殿』『姫』という言い方をしています。全国各地にあるユニークなひな祭りについて、すでに東日本について別の項でお話しました。女の子の無事な成長を祝う大切な日本の伝統行事です。中国古代に於いては、上巳の節句には河で禊ぎを行い、汚れを落とし、その後に宴を張る習慣がありました。ひな祭りは子供が主役のイベントであることから、やはり子供が喜ぶような料理でありたいものです。
ひな人形は、愛娘を病気や怪我、災いから守ってくれる「お守り」の意味があります。単なるお祭りではなく、お七夜やお宮参りと同じく、女の赤ちゃんのすこやかな成長を願う行事で、お雛さまは、赤ちゃんに降りかかろうとする災厄を、代わりに引き受けてくれる災厄除けの守り神のようなものです。頭は頭専門の職人(頭師)が作ります、その頭を雛人形制作の最後に上から差し込みます、木目込み人形の場合は接着剤で固定しますが、衣裳着人形の場合は接着剤なしで差し込むだけですので簡単に取り外しできます。買い物に行く以前に大きさや種類、お値段のリサーチは十分にしておきましょう。桃の節句の起原は、平安時代に遡ります。そんな鴻巣市の名前を全国的に知らしめているのがここで行われる「鴻巣びっくりひな祭り」です。
筆者も子供の頃、ひな祭りとなると女の子の友達が家に呼んでくれてご馳走してくれたので、毎年楽しみにしていたのをよく覚えています。桃の節句は、女の子の清らかな成長を願う大切な伝統行事として伝わってきたものです。お七夜・お宮参り・お食い初めのお祝いなど、赤ちゃんが産まれるとどこの家庭でも必ず行う行事です。暦上では立春から2月中旬が飾り始める時期として良いとされています。いつしかこれが「ひいな遊び(おままごと遊び)」と合流して「ひな祭り」が生まれました。雛飾りには必ず桃の花があります。
一口メモ・雛人形の顔部分を頭(かしら)といいます。最近は親王二人では寂しい、華やかさがない、かと言って七段十五人飾りは、場所も取るし、飾るのもしまうのも大変、というわけで三人官女をつけた五人飾りが人気です。そのことには特に疑問はないのですが、先ほどのお姉様との兼ね合いで、このお姉様が誰なのかということによってこの「本人」の位置づけが変わってくる、というのです。いざ、購入する時でも、何軒かお店を見て廻りましよう。ですが女の子が大きくなって自分のひな人形を嫁入りに持って行くと不幸になる、という言い伝えがあります。中には普通なら到底思いつかないようなものや、意外に簡単に出来るものなどがあり見ているだけでも結構面白いので、一度ご覧になってはいかがでしょうか。