2010年02月28日 21:05
人気の雛人形 と聞いて、まず思い浮かぶのは、皆さんなんですか?
ちらし寿司とくれば、その横に必ずあるのがお吸い物。ひな人形の横にも飾ってあるのでほとんどの方がご覧になったことがあると思います。ということだそうです。実際の子供たちです。これは意外に知らない人が多いのですが、あの歌のタイトルってご存知ですか?ほとんどの人が「ひな祭り」というタイトルだと思っているのですが、あの歌は「うれしいひなまつり」というタイトルです。桃の木には邪気を祓う力があるとされており、この時期に咲く花であることからひな祭りに飾られるようになりました。
江戸時代になると女の子の人形遊びと節句の儀式が結びつき、それが全国に広まりました。雛人形は遅くとも3月中旬までに片付けた方が良いと言われています。縁起の良い食材を使いたいときは、はまぐり(女の子の美徳と貞節を意味する)、よもぎ(薬用効果があり、菱餅の緑に使われています)、えび(えびの赤は生命を表します)、はす(見通しのいい人生)、豆 (健康でまめに働ける)などがあり、定番には「鯛」もあります。もしかするとひな人形が売れなくて困ったお店が言いふらした迷信なのかも知れませんね。もっとも最近では料理の幅が広がっているので、これらの伝統を踏まえつつより美味しい創作料理がたくさん生み出されています。3つの色は、「一番上が紅色で“桃”、真ん中の白は“雪”、下の緑は“草”のことだよ」なんて話しながら作ったら、子供の中に季節感が育まれるかもしれません。
ほとんどの方が筆者と同じだと思います。お殿様とお姫様だけのセットを「親王飾り」または「平飾り」と言います。さてこのひな人形ですが、由来については別の項ですでにお話しましたが、今度はその中身についてお話したいと思います。それがたまたま5月5日になったというのは、諸説ありますが単に3月3日というまだちょっと寒い時期よりも初夏の心地よい時期にしたほうが喜ぶ人が多いからだというのが有力です。飾る前日に桃酒やひし餅などの飾り物お供えします。おうちにひな人形を飾って、素敵なパーティーを楽しんでくださいね。
子供と一緒なら、桜餅を作るのも楽しそう。群馬県渋川市に伊香保温泉があります。立春というと2月4日ですから、ひな祭りからちょうど1ヶ月前からということになります。ひな祭りの時期はもう春が目前に迫っている時期なので、桜餅などもひな祭りのお菓子として出されることが多いですね。さて、ひな祭りの歌と言えば一番有名なのが「明かりを付けましょぼんぼりに…」という歌いだしのあの曲です。つまり節句になると人形を飾るようになったのです。