人気の雛人形 の紹介記事

ryu021

2010年02月03日 22:58

このところ、人気の雛人形 について、いろいろなウワサを耳にします。

そもそも中国伝来思想として、桃には魔避けの力があるという考え方があり、この日は禊ぎ祓いの日でもありました。つまり、子供の災いの身代わりになってくれるものなので、本来は次女、三女が生まれた場合、その子のためにまた新しく用意してあげるのが正しいしきたり。また三色のお餅に色をつける天然の着色料としても活用されており、色彩的にも優れた食材です。男性である筆者もそうですが、当の女性ですらそんなことに気づかない人がほとんどですから、どんなことにでも文句を言おうと思えば言えるものです。お店で見るときよりも実際に家で飾ってみるととても大きなものです。木目込人形セットは人形自体が小さく、全体をコンパクトに飾れ、品があります。

スポーツ界の話題をひな人形にした「ハンカチ王子雛」「イナバウアー雛」…もう2年前のことなんですね、早いものです。しかし江戸時代の町人は発想の転換がうまく、この規制を逆手に取って今度は小ささを競う雛人形が生み出されます。人形の産地ということはひな人形の生産も盛んです。最初から全ての子供が対象だったのです。雛人形をいつ頃購入するか?テレビCMはお正月明けによく見るけれど、11月あたりで早期販売などもありますね。それぞれの呼び名は「お内裏さま」と「おひなさま」とか「男雛」「女雛」が一般的のようですが、節句人形業界内では、『殿』『姫』という言い方をしています。

ひな祭りとなると、もうひとつのお楽しみは何といってもご馳走です。一口メモ・雛人形二人だけの飾り方を、通常『親王飾り』といいますね。あまりに有名なイベントなので、記念切手まで発行されています。現在のひな人形の主流につながる形式のものは古今雛といわれ、明和・安永年間(1764-1781)頃に江戸で流行したようです。姉妹や母子で共有すべきものではないのです。それぞれのひな人形が何を示しているかはお分かりになりますよね。

毎年ひな祭りの時期になると世相を反映したひな人形が作られ、毎年それが話題となります。この歌は古くからある歌にアレンジを加えて現在の童謡になったという経緯があります。女の子のイベントということもあり、他にも赤系の食材が多く使われているのはこの海老のように縁起をかつぐ意味もあります。一番の理由はこれらの食べ物の旬がちょうどこの時期にあたるということが挙げられます。飾る前日に桃酒やひし餅などの飾り物お供えします。ハマグリがない場合はアサリでも代用できるそうですが、この両者に共通しているのは一度開いた貝は他の貝と決して合わせられることはないということが女性の貞節を示しているそうです。


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